後日談

あの事があってから、俺の人生は不幸の連続だ
最初は、あいつらを見返してやろう！って頑張ったさ、
大企業・スマートブレインにも就職できたし、
カワイイ彼女も出来た。

でも、彼女とエッチするたびに先輩の言葉が蘇って、
俺を苦しめた！誰とやってもあの言葉が俺を呪った！

就職先も、社長の死を理由に倒産。裏で王様と５５５の壮絶な
戦いがあったらしいけど、そんなこと知ったこっちゃない。
会社の怪人騒動のせいで、俺はどこへ行っても雇ってもらえない!!

俺は首を吊って死のうと思う
さよなら、大好きだったあの頃の先輩
そして、惨めにこの世から消えされ、あのクソ野郎共!!

死ぬな若造…

誰だ！オルフェノクの残党か！？

違う、そんなんじゃない…
お前の願いを言え…
どんな願いも叶えてやろう…

本当か、本当に叶えてくれるのか？
だったら、俺を不幸にしたあいつら、
今も幸せに生きてるあいつら全員、
俺の不幸を思い出させる全てを、破壊してくれ!!

お安い御用だぜ！兄貴!!

イマジンは「安珍清姫」のイメージから誕生した、
大蛇の怪人・オロチイマジンとなり、
おじさんと彼に協力していた男達、
苦しみの象徴であった駅、そして…
先輩、二人の歪んだ愛の象徴の赤子、全てを破壊しつくした。

過去の扉が開く、そこは二人が仲良く話していた
悲劇が起こる前の電車内、和人が幸せの絶頂にいた
二度と帰れないあの時間であった・・・・・

なぜ仮面ライダー555？

はあしんどかった日本女性が交尾さしてと買い物中言われます。

怪人騒動でわけわかんなくて吹いた

二度と帰れないあの時間であった・・・・・

過去
「どけよ、おっさん!俺様ンは、この時間を破壊しつくすだけだぁ!!」
体に巻き付いた大蛇を伸ばし、駅を破壊するイマジン。謎の人物が、その姿を懐中時計を手に、眺めていた。時の列車が到着した。
「おいお前、何やってんだよ」
イマジンが振り向くと、赤い顔の異形の戦士が立っていた。

現代
良太郎を見送った後、侑斗は和人と話していた。
「俺、何を言われても、アイツらを許せない」
「俺も、将来結婚するはずだった女が、別の男と結婚するって思うと、クソがっ!!思うこと時がある。ダメだユート、そんなこと言っちゃ!!うるせぇ!!!…いや、何でもないんだ」
一人漫才をする侑斗を不思議そうに、和人は見つめた。
（許してやれ…なんて、言えないよなぁ。…どうしたんだ、野上の奴）
帰って来た良太郎に驚く侑斗、イマジンは仲間が戦ってくれているらしい。
「和人くん。過去の君と、話せるって言ったら、来る？」
返事は、決まっていた。

「玄武って言ってねぇ、カメさんとヘビさんは、仲良しなんだよ。」
「ワシャア、仲良くする気は、ないがのぉ」
「ボクも、君とは仲良くしたくないね」
互いに距離を取った両者。先にイマジンが仕掛ける。
「喰らいなされ、ヤマタノオロチ!!」
無数の大蛇が電王を襲い、体を縛り上げた。ミシミシと音を立てる。
「これって亀甲縛りって奴?可愛い子ちゃんがされてるのを、見るのは好きだけど」
（ウラタロス、大丈夫？キンタロスに変わってもらう?）

「はぁ、なんでボクの時ばっかり、面倒なことになるわけ？」
（なんだか、いつもと違う。）
巨大化したイマジンは、何故か巨大な美しい女神の姿となっていた。
「黒い霧の影響で、元となったお話に沿った形へと変貌したのでしょう。ヘァッ!!私は、この辺で。」
ハナは、頬杖を突きながら、食堂車を去るオーナーと、残された炒飯を眺めた。
「さーて、どう料理しますか…女の子を傷つける趣味は、ないんだけど」
『烈車が参ります。白い線の内側まで下がって、お待ちください。（アナウンス）』
突如、烈車が現れ、巨大なロボへと合体シークエンスを始めた。

『ただいま、攻撃を受けております。激しい揺れにご注意ください』
激しい連続攻撃に耐えきれず、ディーゼルレッシャー達との合体が解けてしまった。
「じいちゃぁぁん!!!（ライト）」
攻撃で倒れ込むトッキュウオーに、女神は追撃を仕掛ける。打つ手なしか…
「ここが俺の死に場所かぁぁぁ!!」
二体のロボに殴られ、吹っ飛ぶ女神。一同は驚きを隠せない
「明君に、ディーゼルオー?誰が乗ってるの?（トカッチ）」

大蛇は、毒液をまき散らし、街を破壊する。毒に怯みながら、策を練る一同
「そうだ!長いものには、長い物だ!!（ライト）」
「合体を解除して、連結するってこと?（ミオ）」
「確かに、理にかなっている（ヒカリ）」
合体を解除し、全ての烈車と連結するトッキュウジャー。そこへ、キングライナーがやって来た。
「どーもー。連結と聞いては、我々も黙っていられませんよー（駅長）」
「総裁も、許可を出してくれましたよー（チケット）」
ここに、全烈車・全ライナーが連結した、奇跡のデンシャが完成した!!

面白くないおじさんだったが、目の前のとんでもない女に、標的を変えた。
（あの女、コートの下にマイクロビキニだと…犯してくれって言ってるようなもんじゃないか）
モミッ・ガシッ
「ぎゃぁぁぁぁぁ、いいいでぇぇぇぇ!!!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!チィ・カ・ンンンンンッ!!!!」
尻を揉む手を、激しく捻りあげる女。正体は、ハナだ。
「おい女、お前それ暴力だぞ!（おじさん仲間）」
「私、痴漢されてるんですけどォォォォォォ!!!!!」
メキメキメキッゴリッ
そういうと、揉まれている尻を高らかに見せた。どうしてこうなったかというと…

「困りますね、時の運行を乱されては（レイジ）」
「大したことはありません、結局彼女は、彼と結ばれて子を作る運命なのですから（オーナー）」
サキとおじさんが結婚し、子供を産むことは、決められた運命なのだ。和人には、気の毒だが。
「ですが、タイミングを少しずらしたのです、あのままでは彼女に宿った・特異点が、彼に殺されてしまいますからね」
「時の運行を乱しても、特異点を守るんですか?（レイジ）」
「…彼らが『電王』を作るのですから、一人でも欠けては、いけません」

完（次回作を、お楽しみに）